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スタッフブログ2024年12月11日

蛍光灯生産終了 2027年以降どうなる

投稿者 : 宮崎智華子

リノベーションブランド 【Ricono】の宮崎です。

2027年末までに蛍光ランプの生産が終了する事、知ってますか

【2027年で生産終了】蛍光灯の生産・輸出入が禁止になる

水銀による健康被害や環境汚染を防ぐため、水銀の使用や排出を国際的に規制することを目的とした「水銀に関する水俣条約」が2023年11月に締結。

これにより蛍光灯生産終了が決定
今後、残っている蛍光灯の値上げ、LED照明の値上げや品不足なども予想され、蛍光灯の2027年問題とも言われています。

 

■ 生産終了の時期

参考:環境省資料

蛍光灯の種類によりますが2027/12/31までに生産輸出入禁止


 

 

 

 

■ 2027年以降

メーカー各社が次々に生産終了を発表
参考:Panasonic  ※蛍光灯の生産を2027/9月末までに終了

蛍光灯の値上がり
 国内主要メーカーが、蛍光灯器具の生産を続々と終了しており、現在は蛍光灯のみを生産している状況で、

 原材料の価格上昇、物流費用、電気・ガス等の費用の増加などを理由に値上がりしています

LEDも値上がり、在庫不足

 昨今の原材料価格の高騰、物流関連費用の上昇、部品などの調達費用増加により
 LED照明も値上がりしてきています。

 このまま、物価高騰の波が続き、需要が高まるにつれ、更にLED照明の値上がりも考えられ

 品薄になることも考えられます

 

■ 対応策は?     早めにLEDへの切り替えをお勧めします

政府は、温室効果ガス排出の抑制、地球温暖化対策として
2030年までにすべての照明のLED化を目標に掲げています

 LEDのメリット

 ・寿命が長い 

  パナソニックによると、LEDの寿命は40,000時間とされており

  1日8時間利用した場合10年以上使える計算

 

 ・消費電力が少なく省エネ効果が高い

  LED電球は、半導体が電気エネルギーを直接光に変換しているため

  供給される電力のほとんどを光として放出

  少ない消費電力で明るく照らすことができ、省エネ効果が高い

 

 ・紫外線・赤外線があまり出ない

  LED照明は、紫外線・赤外線の放出が、白熱電球などと比べてほとんどないため
  紫外線に寄ってくる蚊や、ハエなどが来なくなる

  また、赤外線もほとんど放出されないため、安全に使うことができる。

他にもすぐに明るくなる、排出するCO2が少ないため環境への配慮

 

■ 蛍光ランプからLEDランプへの交換にはご注意が必要!

一般社団法人日本照明工業会参照

・交換するLEDランプと照明器具の組合せが不適切な場合、発煙や火災など重大事故につながる懸念がある

・ランプを交換しても蛍光灯照明器具は劣化し続け、故障の原因となる

・照明器具メーカーの製品保証が適用外になる 

・蛍光灯照明器具での、LEDランプ使用は適合外、蛍光灯と口金仕様が同じLEDランプで、装着が可能であっても、組み合わせて使用した場合、照明器具の品質や安全性は保証されない

上記のように、2027年以降、いずれ蛍光灯がなくなりLEDになっていきます
値上がり、品薄になる前に安全にLED器具ごと交換をおすすめしています


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