内容説明・お伺い
Aseismic inspection
いつ起こるかわからない、起きてしまってからでは遅い、早めの対策が必要。備えがない家では地震に対して不安を伴います。
Ricono(りこの)では、専属の設計士が床下から天井裏まで家の隅々まで現状の調査を行い、
構造計算を元に必要となる修繕・補強工事についてご説明をさせていただきます。
地震に弱い、崩れやすい原因を究明し、弱点を消して補強する、それが安心できる住まいにするための「耐震改修」です。
綺麗な長方形の総2階の家に比べ、凹凸が多い場合や、過去に増築をしている場合など偏りがあると、揺れ幅に差異が生じて倒壊の危険が増します。
地盤が弱く部分的に沈下していたり、床が斜めになっている場合は要注意。また基礎がひび割れしている場合は、建物がずれ落ちる恐れがあります。
30坪で500kg程度の金属製屋根に比べ、瓦屋根は何と約5トンもの重量があり、十分な支えがないと頭が重くバランスが悪いので崩れやすくなっています。
木造で柱と梁の接合部分の切欠きが大きい、特に昭和56年以前の建物の場合、揺れた際に柱にかかる引き抜きの力に耐えれず柱が外れてしまうことがあります。
柱など壁内部の構造材が雨により腐敗していたり、白アリによる被害があると、そこが弱点となり倒壊するリスクがあります。
和室と和室をつなぐ引違や大きな窓が多いと、建物を支える壁が少なくなり、地震の際に建物全体が平行四辺形に変形し耐震性能の低下を招きます。
内容説明・お伺い
調査
診断内容の報告・ご提案
基礎や床下、壁の内部、屋根など、住まいの裏側は普段なかなか見ることができません。 外見では判断できない内部の状態を、経験豊富な耐震診断技術者がくまなく調査し、耐震度だけでなく耐久性の問題も明確にしていきます。 耐震診断には、建物のおおよその耐震性能を目視で診断する一般診断と、お住まいの裏側まで入念に調査する精密診断があります。 一般診断で耐震補強の必要性が認められた場合は、精密診断に基づいた耐震補強工事が必要となります。
● 1階、2階の間取りの確認
● 壁・床の傾斜の確認
● ひび割れ、壁下地の確認
● 建物寸法、窓の高さの確認
● 屋根材、外壁材の確認
● 劣化状況の確認
● 基礎の位置の確認
● コンクリート強度測定
● 劣化状況の確認
● 梁・筋交い位置の確認
● 屋根下地材などの劣化状況の確認
他にも…
● 浴室・洗面周りの床下
● ドア・引戸のゆがみの確認
● シロアリ被害や木材の腐敗
現場を細部まで確認し、決められたチェック項目に沿って診察します。またさまざまな計測器を用い、ゆがみや見えない箇所を測定し、撮影をします。 持ち帰った資料をもとに、構造計算ソフトでどの程度の耐震性能があるかを確認し、弱点となっている箇所を診断、補強すべき項目を判定します。
木造一戸建て住宅の場合、診断費用は一律5万円です。また、耐震診断については堺市、大阪狭山市、富田林市などの各自治体から補助金が出る場合があり、負担金が5000円で済むこともありますので、詳しくはお問合せ下さい。 耐震診断には、専門の資格を持つ診断士が、天井や床下の調査から劣化の状況などを総合的に調査します。壁や床などを壊すことはありません。 診断後に必要に応じて修繕・補強すべき箇所のアドバイスや補強計画についてもしっかりとサポートいたします。
耐震補強工事は、その家ごとにやるべきポイントが異なりますが、大きく4つの補強箇所があります。 「基礎」を鉄筋コンクリートで補強し土台を盤石にする工事、横揺れに弱い木造構造に構造用合板や筋交いを入れて「壁」で揺れに耐える工事、 「柱」を接合金物で強固に固定する工事、重量がありバランスの悪い「屋根」の瓦を軽く丈夫な金属屋根やスレート屋根に変える工事の4つです。 それぞれ予算や現在の状況・劣化具合に合せ最適な耐震リフォームをご提案させていただきます。
建物のタイプ / 一戸建て
築年数 / 昭和51年
施工費用 / 550万円 (補助金167.6万円受領)
堺市の耐震改修・省エネ改修補助金を利用して工事させて頂きました。 耐震性能と断熱性能に対して不満を抱いていたK様、耐震改修工事と省エネ改修工事(窓取替・断熱材設置)をさせて頂きました。
建物のタイプ / 一戸建て
築年数 / 築40年
施工費用 / 1,600~1,700万
耐震補強工事・全面改装工事を行いました。 工事をはじめると地盤沈下で6㎝近く沈んでることがわかり、沈んでいた部分を持ち上げ、傾いていた部分の修繕・補強を行いました。 構造の計算も行い、柱や壁には筋交いや金物・耐力壁を入れることで耐震性を確保しました。