りこのでワンストップリノベーション！
中古住宅を購入してリノベーションを行うリノベーションには、物件探し、住宅ローン選定、設計プラン・施工などがあります。物件探しから完成までの工程をすべてまとめて一社に依頼することを「ワンストップリノベーション」と言います。また、一括して依頼できる会社は「ワンストップリノベーション会社」と呼ばれています。
昔は、各工程ごとに別の会社に依頼するのが一般的でした。最近ではワンストップリノベーションを利用して、依頼する方も増えてきました。
今回はワンストップリノベーションについてのメリットとデメリットをご紹介します。また、工程ごとに依頼先を分ける場合のメリットとデメリットもお伝えします。それぞれの特徴を知り、リノベーションを検討する際の参考にしてみてください。
◆中古物件＋リノベーションの流れ
まずは中古物件購入＋リノベーションを行う流れを見ていきましょう。
1.物件探し
条件にあった物件を探して内覧に行き、申し込み・購入する
2.住宅ローンを組む
銀行の住宅ローン審査を受けて契約する
3.設計プラン・施工
間取りや仕様を決定、リノベーション工事をする
中古物件を探して購入してリノベーションを行うには主に3つの工程があります。物件を探すために不動産仲介業者に問い合わせる、住宅ローンを受けるために銀行に相談する、設計・施工を工務店に依頼するなども含まれています。それぞれの会社とやり取りを行い契約する必要があるため、時間が掛かってしまたり手順が煩雑になりがちですが「ワンストップリノベーション会社」に一括依頼することで窓口が一つになりスムーズにリノベーションを進めることができます。
◆ワンストップリノベーションを利用するメリット・デメリット
・4つのワンストップリノベーションのメリット
1. 1か所に窓口を集約できる
物件探しから完成までの一連の工程を1社に依頼します。複数の会社と連絡を取る必要がないため、スムーズに進められて効率的です。
2. プロの目で物件をチェックしてもらえる
リノベーションの専門知識がある設計士が内覧に同行するため。その物件がリノベーションに適しているかどうかを現地でチェックしてもらえるので安心です。
3. 総額予算内をコントロールしやすい
「予算配分」を具体的に相談できます。物件購入にかける費用とリノベーション工事にかける費用の割合をどうするか総額で確認できます。
4. 「リノベーション（リフォーム）一体型住宅ローン」が利用できる
業者や購入する物件にもよりますが、物件の購入資金とリノベーション費用をまとめて住宅ローンで借り入れができます。
・気を付けたいデメリット
ワンストップリノベーションのデメリットもあわせてお伝えします。
物件数の選択肢が少ない可能性も
中古物件を取り扱える物件数は会社によって異なります。不動産仲介会社で紹介してもらうよりも取り扱っている物件数が少ない可能性があるかもしれません。
窓口がひとつに集約されるなどのメリットはありますが、リノベーションの途中で会社を変更する要望が出しにくいというデメリットも。
工程の途中で担当者を変更しづらい
ワンストップリノベーションの場合、工程を同じ担当者が担当することも多いようです。そのため、途中で担当者と合わないと感じた際に、担当変更の要望が出しにくいこともあります。
◆まとめ
今回はワンストップリノベーションのメリットとデメリットをご紹介しました。
リノベーションをする際に「依頼したい会社やデザイナーが決まっている」といった場合には希望の会社に依頼することで理想の家づくりに近づけます。
「できるだけ手間をかけずにリノベーションをしたい」「忙しくて時間がない」「物件探しからサポートしてほしい」という人には、ワンストップリノベーション会社に依頼するのがおすすめです。
自分に向いている方法を見極めて、ぜひリノベーションを成功に導いてください。
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