大阪市住吉区 鉄骨3階建リノベーション その2~大工工事~
こんにちは。
リノベーションブランド【りこの】の山下です。
大阪市住吉区にてリノベーション工事をしている鉄骨造戸建3階建てについて現場状況をお伝えしていきます。今回は8月中旬~10月初旬の大工工事のお話です。
まずは、一番大事な玄関から見ていきます。
お客様のご要望により玄関ポーチは広く設けるよう設計されました。
写真からも自転車を置けるくらいのスペースがあるのがわかると思います。
元々、こちらの玄関は駐車スペースとして活用されていました。
~Before~
駐車スペースと言っても、ごく普通の洋室を壁一面シャッターに取替えた不思議な空間です(笑)
今回の現場は、住宅が密集している狭小地のお家です。
そんな狭小地ならではの工夫がされていますよね。
~After~
外装の下地まで完成したAfter写真になります。
玄関らしくなってきました!
性能面では、床下に隙間なく断熱材を敷いていきます。
大工さんが、根太間にすっぽりはまるサイズに断熱材を加工します。
こちらは2階の様子です。
木造のお家では見られない、木材たちが吊り下げられている光景。
一体どのようにして吊り下げていると思いますか?
正解は、、、
「赤とんぼ」と呼ばれる金物を鉄骨の凹部に引っ掛け、「羽子板ボルト」を赤とんぼに合体させます。羽子板ボルトの羽子板部分にはネジで固定できるよう数カ所の孔があり、そこへ短い木材を吊り下げていきます。そして、天井の下地となる板を貼り付けるため、木材たちを水平に固定していきます。
次は床の工事を見ていきましょう。
なにやらキノコのようなものが整列しています。(笑)
こちらは、床の高低差を調節できる束材になります。
上部の木材をくるくる回し、床がフラットになるようひとつずつ微調整していきます。
床を貼り終えると、どんどん柱が建っていきます。
解体後はきれいな大空間でしたが、少しずつお部屋の形が見えてきました。
まだまだ大工工事は続きますが、次回は造作工事について、お届けしたいと思います。
手作りのカウンターや食器棚、TVボードなど、どんなふうに仕上がるのか今から楽しみです!!
みなさんもお楽しみに★ミ
山下 愛美
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✍前回の日記はこちら
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